インプラント施術を受ける人たちの数が増大中
近年高齢者を中心にしてインプラント施術を受ける人たちの数が増えてきています。
その施術を安全に受けるためには、前もって医師の技術を判断しなければなりません。
どうしたら医師の技術を判断できるのでしょうか。
私たちは医者ではありませんから、それはとても難しいことです。
そもそも医師の技術というものは、その経験と研究とによって評価されるべきです。
加えて施術の実績を加味する必要があります。
その医師が今までどんな研究をやってきたのかを確認することで、ある程度医師の技術とか技量を判断することが可能です。
今はインターネットがこれだけ発達している時代ですから、インターネットに掲載されている歯科医院のホームページを参照いたしましょう。
そこには貴重なデータが掲載されているはずです。
インプラント施術は、アメリカで開発された特別な義歯の技術です。
その特徴は金属のボルトを顎の骨に直接埋め込むという極めてアグレッシブな手法です。
金属のボルトを顎の骨に直接埋め込むことによって、義歯がしっかりと顎に固定されていますから、固いものを思いっきり噛み締めても、普通の義歯のように歯がガクガクすることがありません。
この一点で高齢者たちは施術を受ける決心をしたのでしょう。
人は誰だって自分の歯で硬いものを思いっきり噛み締めたいものです。
インプラント施術は普通の歯科医療とはちょっと違っています。
これは外科の手術に相当します。
麻酔も必要ですし、そのためには麻酔が得意な担当者も、そこにいなければなりません。
平たく言えばこの施術は自分の本物の歯を取り戻すための、一大プロジェクトであるということができます。
それだけに 失敗は許されません。
一つの失敗が病院の評判を落とし、それで患者の数が激減する場合があるからです。
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インプラント施術では経験が最も重要ですが、それだけでは不十分です。
日本の歯科医療というのは、アメリカの歯科医療に比べて30年くらい遅れています。
アメリカで許可されて盛んに使われている医療技術が、 日本では許可されません。
安全性を優先するのが日本のやり方なのですが、そろそろアメリカナイズされても良いような気がします。
そうしないと日本も、世界の医療技術の中で取り残されるということになるからです。